★ASEAN諸国における観光業の構図 ーベトナムの立ち位置は?ー
★ASEAN諸国における観光業の構図 ーベトナムの立ち位置は?ー(2017/7/19)
アセアン諸国の観光業についてのデータが、とてもわかりやすい動画のインフォグラフィックにまとまっています。
動画内で紹介されているのが、以下のデータです。
<2016年の外国人観光客数>
1、タイ 3260万人
2、マレーシア 2680万人
3、シンガポール 1640万人
4、インドネスア 1200万人
5、ベトナム 1000万人
<観光競争力 2017>
1、シンガポール 13位
2、マレーシア 26位
3、インドネシア 34位
4、タイ 42位
5、ベトナム 67位 (2015年から8ランクUP)
6、フィリピン 94位
<ベトナム観光の優位点>
1、文化
2、自然
3、競争力
4、人材
<ベトナム観光の欠点>
1、環境
2、インフラ
3、政府からの投資
<観光プロモーション費用>
タイ、シンガポール、マレーシア 1億米ドル以上
ベトナム 250万米ドル
<ビザなしで入国できる国の数>
ベトナム 22カ国
タイ 61カ国
マレーシア 155カ国
フィリピン 157カ国
シンガポール 158カ国
インドネシア 160カ国
2016年に初めて外国人観光客数1000万人を突破したベトナムですが、アセアン諸国内でみると、まだ遅れをとっています。ただ、観光資源が豊富なベトナムの伸びしろは大きいように感じます。ここ数年は対外国向けのビザ取得条件の緩和やプロモーションの強化などに乗り出していることから、これから数年、どのように効果が出てくるのかに注目です。