★ベトナム縦断記(2)ソクチャン〜カマウ
★ベトナム縦断記(2)ソクチャン〜カマウ
ソクチャンの朝。
ソクチャンで一番楽しみに楽しみにしていた「アレ」のために早起きします。
ソクチャンカレーです。
ベトナム料理ではカレーを食べる文化がありませんがソクチャンはカレーが有名です。一説にはカンボジアのクメール文化の影響が大きいといわれています。
この日は、バイクタクシーの運転手に頼み、地元の有名店に連れて行ってもらいました。朝早く出かけましたが、すでに人でいっぱい。
地元の人以外にも、ホーチミンナンバーの車で駆けつけている人もいました。
ベトナム人の中ではソクチャンに来たらこのお店!というくらい知られているそうです。
味は、美味しいです。とても。
カレーはさっぱりしていて辛味はありません。具は柔らかく煮込んだ鶏肉と、大切りで食感を残した玉ねぎ。そこにベトナムらしくライムや唐辛子で作った調味料をかけて食べます。
そしてこちらもベトナムらしく、米以外に、パンを選択することもできます。
ベトナムの朝食としては少し高めの67000ドン(約330円)ですが、食べる価値はあります。
(↑ソクチャンで有名なカレー店。カレーはベトナム語で Cà-Riです)
(2日間、たっぷり要望を聞いてくれたバイクタクシーの運転手。感謝)
カレーを食べ終わり、今日はベトナムの最南端の省、カマウ省を目指します。
カマウ行きのバスが拾える大通りまでバイクタクシーの運転手に連れて行ってもらい、バスがきたら手を上げて止めます。
(Sóc Trăng-Cà mau 120km)
乗ったのはローカルバス。
大量の荷物とともに、約5時間の移動です。
カマウのバスターミナルに到着後はすぐにバイクタクシー探し。
集まってきた運転手の中から、現地に詳しそうな運転手を選びます。
今回は普段、カマウの学校の職員をしているという男性にガイド兼運転手をお願いすることに。私が日本人というと、数年前にJICAの青年海外協力隊の団員をアテンドしたことがあると大喜び。「△△美、〇〇子・・・」と道中、嬉しそうに何度も名前を教えてくれました。
ベトナムの最南端の省で、日本人と言っただけですぐに打ち解けられるのは、JICAをはじめとした日本の団体が様々な場所で、現地を支援する活動を続けているからです。頭が上がりません。
ホテルを紹介してもらった後、この日はすこし遠出をすることに。
カマウ省の西側までバイクで。
天気が良ければタイがうっすらみられるそうです。
この日は天気が良くなかったため、みられませんでした。
道中、バイクタクシーの運転手に「カマウ省といえば、グエン・タン・ズン首相( 2016/4月に交代し今は「前首相」)の出身地だよね?」と聞くと、「そうそう。帰りに首相の生家に連れて行ってあげようか?今はもう誰も住んでないけどね」と言われました。せっかくなので、連れて行ってもらいました。カマウ市内にあります。
< 2日目の出費>
・朝食 カレー 67,000 ドン
・バイクタクシー(ソクチャン) 50,000ドン
・長距離バス(ソクチャン〜カマウ) 80,000ドン
・バイクタクシー(宿紹介、ガイド付き、150km移動)250,000ドン
・遺跡入場料 20.000ドン
・夕食 25,000ドン
・軽食や飲み物 25,000ドン
・宿 220,000ドン
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・計 737,000ドン (約 3,600円)